【FP】映画『億男』を見て(テレビ放送で)

こんにちは。

Marriage and FPの栗本です。

先日、テレビ放送していた、映画『億男』を見ました。

映画館上映されている時も、一度は見たいなぁと気になっていたものなので、

今回、見ることができて嬉しいです。

これから見ようと思っている人もいるので、あらすじではなく、FPとして思ったことを。

 

1)お金はただの紙切れである。

知っている人は知っていますが、一万円札と1円は同じ1g。

1円はアルミで出来ています。測ると1g。原材料は、1円以上するかもしれません。

一方、一万円札は、紙で出来ています。これも1g。

同じ1gなのに、1円と一万円では、大きな価値の違いがある。

一万円札には、『日本銀行券』と書かれていて、日本銀行が発行した紙である。 日本銀行を日本人は信じているということ。

だから、日本人同士では、一万円札という1gの紙切れに価値を見出している。

 

中学校の頃だったか、海外をヒッチハイクで旅する番組を見ていた時に、アフリカのある国で、旅人が1万円札を持って、何か恵んでほしいと、その国の人々に頼み込んでいたが、誰も見向きしていなかった。

一万円の価値、信用がないから。

 

つまり、1万円札に共通の価値認識がない限り、一万円札はただの紙切れに代わってしまう。

 

2)お金はただの印字である。

一億円があったとして…。でもきっとそのお金は、手元にはないでしょう。

証券口座に印字されてあったり、銀行口座の通帳に記載されていたり。

一年半くらい前、ビットコインがジェットコースター相場であった時・・・1BTC=30万円くらいから、一気に200万円超え。

300万円投資していたら、気づいたら2000万円ってことに。それで、気分は最高なんですが、少ししたら、気づいたら、600万円まで・・・。

 

最初から考えると、300万円→600万円だから、よろこばしいことなんですが、一度、口座に2000万円の数字を見てしまうと、すごく凹んでしまいます。

印字、ディスプレイに表示された数字だけに踊らされている。お金に支配されてしまっていますね。。。

 

3)お金で買えないものは…

いろいろありますよね。。そこには答えはそれぞれで持っておくべきところだと思います。

家族の愛とか、友情とかを描きながら、お金と人生を描いています。

 

この映画を見て、それぞれの人生とお金の使い方を考えてもらいたいと思いました。

 

 

この記事を書いた人

栗本やすひろ
栗本やすひろ
名古屋を中心に、「出会いから老後まで安心できる婚活をサポートします!」をモットーに、結婚相談所とファイナンシャルプランニング事務所を運営しています。
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