こんにちは。

Marriage and FPの栗本です。

最近は、婚活に関するブログが多かったので、FPの基本でもある、生命保険の考え方について…。

 

生命保険というとどんなイメージでしょう？？

命を懸けたギャンブル？知り合いから加入？親が入れと言ったから入った？資産運用目的で？子供ができたら入るもの？複雑でよくわからない。

 

なんかいろんなイメージがあります。正直あまりいいイメージではない方も多いでしょうし、中には、生命保険大好きで毎月何万も支払ってる方もいたりします。

では、生命保険の加入の考え方について…。ポイントは３つです。

１）生命保険に加入する目的は？？誰のために？何のために？

生命保険にはいろいろな種類の保険があります。そのため、保険会社によっては様々な保険を組み合わせ、目的が分かりづらくなった商品を販売していることも多々あります。

生命保険に加入する目的を明確にして、シンプルに加入することが大切です。

例えば、死亡保障の場合

死亡保障は、生命保険の本質です。自分自身に万が一に遺された大切な家族をお守りする役割があります。

では、遺された家族の『何を』守りたいのか。

①遺された家族の『生活費』を守りたい。

→生活費は人それぞれ。月15万で済む人もいれば、月30万、40万円も掛かってしまう人もいます。

大黒柱であるあなた（配偶者）が亡くなった時、生活費は、遺族年金などで賄えるものでしょうか？

②遺された家族の『教育費』を守りたい。

→大黒柱がいなくなることで生活が苦しくなり、大学進学を諦めた。という例は耳にしたことがあります。

そのくらい、教育費はお金が掛かるものです。

あなた（配偶者）が亡くなっても、遺されたお子様たちは、希望通りの教育、進学をすることができますか？

奨学金という選択ももちろんあります。

保険に加入するのが正解ではなく、いろんな選択肢がある中で、万が一の時の対応を考えることが必要です。

③遺された家族の『住む場所』を守りたい。

→住宅ローンを組んでいる方がいれば、『団体信用生命保険』もありますが、固定資産税や修繕費などは支払われません。

賃貸住宅に住んでいる方はより多くの保障が必要となる可能性もあります。

 

他にも医療保険や年金保険などがあります。

医療保険の場合は何のために加入しますか？

・手術代のため？

　　　・入院するときに個室に入るため？

　　　・入院したら、収入が減るから、その収入を補填するため？？

などなど、医療保険一つとっても、加入する目的によっては、入るべき保険や金額が変わってくると思います。

 

２）生命保険は、『いつまで』加入するの？？　

生命保険は、『万が一』亡くなってしまったら、遺された家族にお金が支払われます。

一方で、人は、いつかは必ず亡くなります。　つまり、人が亡くなるのは、『万が一』ではないのです。

基本的な考えとしては、生命保険は、その方が万が一亡くなってしまった場合に、その経済的損失を補填するものです。

また、生命保険は、加入者みんなでお金を出し合い、亡くなった方へお金が支払われる相互扶助です。

100歳の方が亡くなったことにおける経済的損失は、働き盛りでお子様も小さいであろうの40歳と比べると低い一方で、40歳の方より100歳の方の方が、来年亡くなる確率は数十倍高いです。

ですので、必ずしも、長期間（終身で）保険に加入する必要はないとも言えます。

もちろん、相続の非課税枠を考慮した保険や、亡くなる直前までお世話になるであろう医療保険や亡くなった後の葬儀代などのお金を準備する目的での保険に終身で加入する意味はあると思います。

これも目的次第ということです。

 

３）生命保険は『いくら』の保障が必要？？

生命保険に加入すると言っても、お付き合い程度に少しだけ。お守り代わりに。という方も多いですが、

本当に万一があった際に金額が足りないということがあれば、生命保険の意味を成しません。

目的に合わせて、遺されたご家族がいくらあれば、問題ないのか？

その金額についてもしっかりと話し合う必要はあると思います。

 

以上、生命保険の考え方のポイント３点をお伝えしました。

頭でわかっていても、じゃ、自分の家族にはいくらが普通なの？？というところは、なかなかわかりません。

一方で、保険会社の方に相談すると、高い金額の保険を勧められて怖そう。そんな声も聞こえてきます。

 

 

そんな時は、独立系FPとして活動している、当相談所に気軽にご相談ください。

結婚相談だけでなく、FP相談も行っています。是非、お待ちしております。

 

Marriage and FP

栗本やすひろ