【Marriage】借金している男と結婚しちゃダメ!?

こんにちは。

Marriage and FPの栗本です。

借金と聞いて、どんなイメージがありますか?

怖い。お金にルーズ。取り立てが怖そう。。などなど基本的にはマイナスのイメージがあると思います。

結婚相談所のプロフィールにあるカウンセラーPR(仲人さんが記載するアピール欄)にも、

「借金無し」

と記載する相談所の先生方も多いです。

 

では、借金とは本当に悪いものでしょうか?

 

借金とは、お金を借りている状態ですよね。

ですので、借金が悪だ!という方は、負債を負っていない状態です。すべて現金払い、デビット払いということでしょうか?

 

ローン、割賦払い、クレジット払い、奨学金。これは、全部借金の一種です。

ですので、借金がない人と結婚したい!という女性は、お相手にこのような支払いはすべてNGと言っているようなものです。

 

ちなみに、皆さんが購入している携帯電話。

これは、基本的に、「割賦払い」で購入しています。実際は、分割支払いの金額と同額の値引きが適用されるので、実質無料。という使われ方をしますが、これも、「借金」の一種です。

 

そして、クレジットカード決済。

ポイ活が盛んな最近では、クレジットカード決済が当たり前ですよね。

私も基本的にはクレジットカード決済がメインです。

ここでは話しませんが、クレジットカードとQRコード決済、電子マネーを活用し、2重、3重取りのポイント活動をチマチマとしてます。

 

クレジットカード決済には、いろいろな決済条件がありますが、僕が使っているクレジット決済は、毎月10日〆翌月6日支払い。

という条件です。ですので、8月11日に購入した商品は、10月6日に支払うことになります。

この約2か月間は、お金を支払っていないので、クレジット会社にお金を借りていることになります。

借金ですよね。

 

でも、クレジットカード決済をしている方や、携帯電話を割賦支払い契約をしている方とは結婚できない!なんて女性(男性)がいたら、そんな方とは、むしろ結婚しない方がよいのでは?と思ってしまうくらい金融リテラシーがないのでは?と思ってしまいますね。

 

では、どんな借金はNGなのか。そして、どんな借金はOKなのか。

 

まず、NGな借金。

1)消費者金融 

これは、よくイメージしやすい借金です。

ア○ム、ア○フル、などなど。大体、金利が上限の18%程度のものです。

CMでもよく見ますから、名前は良く聞きますよね。でも金利18%なんです。

100万円借りたら、来年には118万円で返済しないといけない。こう考えると高いのですが、

10万円借りて、翌月10.15万円返済。金利は、1500円だけ。

これなら高くないか。と思うのが借金地獄の始まりです。

絶対、手を出さないように。

 

2)銀行のカードローン

意外と安心そうな顔をしてやってくるのが、銀行のカードローンです。

大手の銀行がきれいな女優さんを使って、安心をアピールしているCMをよく見ますね。

これも、大手銀行と消費者金融がタッグを組んで営業している危険な借金です。

100万円の借金で、金利1.0%~18.0%などと謳ってますが、

ほとんどの方は、10%以上の高金利が適用されます。絶対に手を出さないように。

 

続いて、借金にも必要な借金があります。

 

1)住宅ローン

2)事業ローン

3)奨学金

 

この3つに関しては、意見が分かれるところですが、必要な借金ということしておきます。

 

1)住宅ローン

こちらは、家を買うときに銀行から借りる借金です。ローンと聞くとマイナスイメージがなぜか少なくなりますが、借金です。

家を買うのに、3,000万円~6,000万円くらい必要です。このお金を用意するのには、かなり時間がかかります。

現金3,000万円用意するのに、毎年200万円ためても15年かかります。

その3,000万円を今、準備できるのが、住宅ローンです。15年という貯めるのに掛かった時間を一瞬で生み出します。

そう考えると、住宅ローンは、一種のタイムマシーンのようですね。

 

つまり、借金は、うまく使えば、「時間」を買えるのです。

 

2)事業ローン

この事業ローンも同じです。 新たに事業をしたいときにお金を貯めてから始めようと思っても、いつまで経ってもお金が貯まりません。

いいアイディアがあっても、お金を貯めている間にそのアイディアは、時代遅れになってるかもしれないです。

事業は時代の流れがとても重要ですので、「今」というタイミングでお金が必要です。

その「今」のタイミングで、お金を借りる必要があります。これが事業ローンです。

 

ですので、このローンも将来の貯める時間を買ったとも言えます。

 

3)奨学金

こちらは、大学入学や大学の授業料、下宿代などを借りる制度です。

金利優遇はありますが、これも借金ですね。

将来の自分に投資しているようなイメージかもしれません。

まだまだ学歴が必要と言われる世の中ですので、高校卒よりも大学卒の方が年収は高いですし、

婚活においても、高校卒よりも大学卒の方が結婚しやすいと言われています。

あとは、大学の奨学金で、合計500万円程度借りている方が、その後20年くらいかけて返済しているのを見ますが、これを悪い借金とみなすか、良い借金とみなすか。

基本的に大学進学によって、それ以上のコストパフォーマンスがあれば、良い借金でしたね。

となりますが、大学遊んでて、そのあとフリーター、派遣社員です。

となってしまうと、悪い借金のようにも見えます。

 

奨学金のあり、無しは、親の収入や親の考え方にもよりますので、本人だけの問題ではないのですが、大学卒業後に奨学金が「良い借金」か「悪い借金」かにするのは、本人の努力、結果次第ということなのかもしれません。

そして、良い借金であれば、大学卒業後の自分が、大学時代の自分を助けている。という感覚になるかと思います。これも、30代、40代の自分が、大学時代の自分を助けている。ということになります。

 

これらのことから分かるように、ローン、借金は、時間を味方にするものです。

 

極論、消費者ローンも、銀行のカードローンも時間を味方にできればうまく使えるのであれば、使ってもいいのかもしれませんが、金利が高すぎます・・・。

生活に困って・・・。ギャンブルでお金を使って・・・。知り合いから投資を進められて

という意味でこのような消費者ローン、カードローンを使うのは、本当に危険です。

 

そんな方がいたら、結婚相手としては、かなりNGですし、絶対におすすめしません。

 

一方で、借金の危険性を理解した上で、時間を味方につけることができている方であれば、借金していても不安ではないし、むしろおすすめしたい方。となるでしょう。

 

ちなみに、先日、真剣交際に進んだ当社会員さんが成婚直前で振られてしまいました。

理由は、東京の投資用区分マンションを保有していたから。

投資用区分マンションの投資の是非は別のコラムで書いていますので、そちらを参考にはしてほしいのですが、

投資用区分マンションの購入にもちろんローンを活用しています。

そのため、お相手女性から、「借金をしている男性」と見られ、交際終了と言われてしまったのでした。

 

簿記を学んでいる方ならわかりますが、借金(負債)ということは、資産もあると考えてみてはどうでしょう。

消費者ローンの借金は、借りたお金で資産を購入しているとは思いませんので、論外ですが、

投資用不動産の借金は、資産として、「投資用不動産」が残っています。

 

こちらとのバランスが重要なのでは?とも思います。

そして、投資用不動産がある。ローンが組める。=年収が高い。銀行からの信用がある。

 

というように捉えることもできます。

 

ですので、借金=悪  ではなく、

いい借金と悪い借金がある。

という理解の上で、結婚相手には、「いい借金」とは何か?を理解できる方であれば大丈夫かなと思います。

 

*ちなみに僕は区分マンションへの投資はおすすめしてませんが、区分マンションへの投資の借金が、消費者ローンと同様か?と聞かれたらそれは絶対に違うよ!という話です。

 

Marriage and FP

栗本やすひろ

 

この記事を書いた人

栗本やすひろ
栗本やすひろ
名古屋を中心に、「出会いから老後まで安心できる婚活をサポートします!」をモットーに、結婚相談所とファイナンシャルプランニング事務所を運営しています。
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