人生の主役は、いつまで自分なのだろう。

20代の頃、僕は自分の人生のことを考えていました。

どんな仕事をしたいか。
どれくらい稼ぎたいか。
どこに住みたいか。
何を経験したいか。

当然といえば当然です。

自分の人生なのだから、自分がやりたいことを考える。

僕もそうでした。

大学を卒業して会社員になり、海外で働いたり、転職したり、その後独立したり。

振り返ってみても、20代の僕が考えていたのは、

「自分はどんな人生を送りたいのか」

ということだったと思います。

でも、40代になった今。

4人の子どもの父親になって、自分の人生に対する考え方はずいぶん変わりました。

自分が楽しいことより、子どもたちに何を残せるか

もちろん、今でも自分の人生は楽しみたいです。

仕事もしたいし、旅行もしたい。
趣味も楽しみたいし、美味しいものも食べたい。

でも、それだけではなくなりました。

最近は、

「自分が何をしたいか」より、「子どもたちに何を残せるだろう」

と考えることが増えました。

お金という意味だけではありません。

どんな経験をさせてあげられるか。

どんな考え方を伝えられるか。

子どもたちが大人になったとき、どんな家庭をつくっていくのか。

さらにその先に、もし孫が生まれたら。

自分が生きてきたものが、少しずつ次の世代につながっていく。

40代になって、そんなことを考えるようになりました。

結婚すると、自由がなくなる?

結婚について話していると、

「結婚すると自由がなくなりそう」

という話を聞くことがあります。

これは、ある意味ではその通りだと思います。

独身なら、自分の時間もお金も、基本的には自分のために使えます。

結婚して、子どもが生まれれば、そうはいきません。

休日も自分の予定だけでは決められない。

子どもの学校や習い事、家族の予定もある。

お金だって、自分一人のために使えるわけではありません。

だから、

自由が増えるか、減るか。

それだけで比べれば、独身の方が自由なのかもしれません。

でも僕自身は、結婚して子どもが生まれて、

「自由を失った」

とはあまり感じていません。

むしろ、

自分の人生に「自分以外の大切なもの」が増えた。

という感覚の方が近いです。

人生の主役が、自分だけではなくなっていく

20代の頃は、自分が人生の主役でした。

でも結婚して、子どもが生まれる。

子どもが成長していく。

すると少しずつ、自分だけが人生の主役ではなくなっていきます。

今の僕にとっては、子どもたちが成長していく姿を見ることも、自分の人生の大きな楽しみになっています。

野球の試合を見に行ったり。

学校の話を聞いたり。

一緒に旅行したり。

子どもが何かできるようになったことを喜んだり。

20代の頃には想像していなかった種類の楽しさです。

これは「自分の人生を諦める」ということとは、少し違うと思っています。

自分の人生の範囲が、自分一人から家族へ広がっていく。

そんな感覚です。

30代は、人生の主役が変わり始める時期なのかもしれない

もちろん、結婚するかどうか。

子どもを持つかどうか。

これは一人ひとりが決めることです。

結婚しない人生にも、子どもを持たない人生にも、それぞれの幸せがあると思います。

ただ、今30代で、

「まだ自分のやりたいことを優先したい」

と思っている人には、一度だけ考えてみてほしいことがあります。

10年後も、20年後も、人生の中心に自分だけがいる生活を、自分は望んでいるだろうか。

今どう思うかだけではなく、40歳、50歳、60歳になった自分を想像してみる。

すると、少し違った答えが出てくるかもしれません。

自分の人生が、次の世代につながっていく

僕自身、若い頃からここまで深く考えていたわけではありません。

結婚して。

子どもが生まれて。

4人の父親になって。

40代になって。

少しずつ考えるようになりました。

自分が生きた証を残したい、と大げさなことを言いたいわけでもありません。

ただ、

自分の人生が、自分一人で完結しなくてもいい。

と思うようになりました。

自分が親から受け取ったものがあって、

それを自分なりに子どもたちへ渡していく。

そして子どもたちが、また次の世代へ何かを渡していく。

そうやって人生がつながっていくことにも、大きな意味があるんじゃないかと僕は思っています。

結婚を考えることは、人生を考えること

だから僕は、婚活というのは単に、

「結婚相手を探す活動」

ではないと思っています。

どんな人と生きたいのか。

どんな家庭をつくりたいのか。

子どもを持ちたいのか。

仕事をどうしたいのか。

お金をどう使いたいのか。

そして、

自分はどんな人生を送りたいのか。

そこまで考える機会だと思っています。

30代で結婚について迷っているなら、

「今、結婚したいか」

だけで考えなくてもいい。

一度、

「50歳、60歳になったとき、自分の人生の中心には何があってほしいだろう?」

と考えてみてください。

その答えの中に、パートナーや家族がいるのであれば。

今から少しずつ動き始めても、決して早すぎないと思います。

Marriage and FPでは、婚活を無理に勧めることはしていません。

普段は自由に。困ったときは、いつでも相談。

「僕って、結婚した方がいいと思います?」

そんな相談からでも大丈夫です。

 

Marriage and FP

栗本やすひろ

この記事を書いた人

栗本やすひろ
栗本やすひろ
名古屋を中心に、「出会いから老後まで安心できる婚活をサポートします!」をモットーに、結婚相談所とファイナンシャルプランニング事務所を運営しています。
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