【FP】マイホームを購入する時に注意すること。

こんにちは。

Marriage and FPの栗本です。

今回は、FPの相談としてよくある、『マイホームの購入』に関してです。

 

マイホーム購入と言っても、様々な選択肢があります。

そもそも、マイホームは購入じゃなくて賃貸派です!という方も最近増えてますし、巷ではその議論が盛んに行われています。

 

今回は、その議論は置いておいて、購入に関して。

購入といっても・・・

1)分譲マンション?一戸建て?

2)新築?中古?

3)都心部?郊外?

などなど、いろんなポイントがあります。

そんな中で大事にしてもらいたいのは、やはり、ご自身の『ライフプラン』ではないでしょうか??

 

①子供の予定は?今は一人だけど、もう一人は欲しい。

②共働きを続けるから、都心部の通いやすいところが良い。

③老後も一生住み続ける?老後は、田舎に帰る?

などなど。

今のご時世、終の棲家として、マイホームを購入する方は意外と少ないのでは?とも考えます。

 

ですので、僕個人としては、あまり気合を入れすぎて家を選ぶと、疲れちゃうので、どちらかというと、10年単位での住み替えを検討しながら、マイホームの購入を考える。

というスタンスでいます。

 

ちなみに、私は、マイホームの購入はすでに3つ目です。

そして、今後も住み替える計画はありますので、一生のうちに何度マイホームを購入するかはまだ分からないです。

 

マイホーム①:新婚(DINKS)~子供1人の時

初めてマイホームを購入したのは、妻と結婚する直前です。結婚する前にデートで分譲マンションの見学をし、そのまま購入を決意。

その結果、結婚も決意。というちょっとイレギュラーな流れですが…。

分譲マンションは、都心部にある新築マンション。1LDKで50㎡程度の小ぶりなものでした。

(東京都内だと、50㎡で普通に家族3人で生活してますよね。)

そのころは子供もおらず、いわゆるDINKSでした。また、子供が出来て、2歳くらいまではそこで暮らしていました。

ですので、そこで生活していたのは、3年くらい。

(私は、その内、2年間は中国に赴任していたので、実質1年しか住んでないです。)

 

マイホーム②:二人目の子供出産~三人目の子供が生まれるまで。

2度目のマイホーム購入は、二人目の子供が妊娠して、手狭になると感じたので、探しました。

同じ町内の、3LDK中古マンション(築15年くらい)90㎡くらいのファミリータイプの物件です。

こちらも3年ほど住んだだけでした。

 

マイホーム③:今の家。

3度目のマイホーム。

三人目の子供が出来、上の子もあと少しで小学生ということもあり、一軒家を探していました。

結果、同じ区内にある、新築建売戸建てを購入。

そして今に至る。という感じです。

今の建売住宅は、3階建てなので、老後にゆったり住むには多少きついかなと思います。

(足腰を鍛えるために住んでもいいのですが)

 

仮)マイホーム④:子供が独立したら・・・(今から15年後くらい)

子どもが独立をしたら、夫婦で田舎に住むか、2LDKくらいの分譲マンションを購入するか?

というところでしょうか?その時になってみないと分からないですが、その時には、今の建売住宅を売却しなければいけません。

その売却時の価値というのがとても大事になったりします。

 

以上です。

私の場合は、あまり住宅にこだわりはないのですが、『利便性』を重視していました。

そのため、私が購入を考えていた時のポイントは、、、

①都心部に近く、駅から徒歩数分の好立地

②いつまで住むか分からないから、売却しても価値が落ちないところ。

 

①と②、似ているようで少し違うんですね。

①は、分かりやすく、好立地。好立地であれば、価値が落ちないと言えば落ちないのですが、、、

②のポイントは、『土地代』と『建物代』の比率です。

 

『土地代』は、経済状況によって左右されますが、よほどの景気の波が来ない限り、好立地な土地は、極端に価格が下落することはありません。

一方で、『建物代』は、減価償却によって、毎年少しずつ価値が下落し、木造だと20年を超えてくるとほぼ価値は0です。

 

そのため、元々、建物にこだわりのない私は、『注文住宅』ではなく、『建売住宅』をメインで探していました。

『建売住宅』の『建物代』は、1500万~2000万程度で収まりますが、『注文住宅』は、2500万~3000万程度は見ておかないといけません。

それだけで1000万円の差が出てきます。

尚且つ、築30年ほどになると、ほぼ建物の価値は0になるため、物件の評価はほぼ『土地代』です。

ですので、終の棲家と考えている方は、『注文住宅』で全く問題ないのですが、将来、田舎に帰る!とか、子供が独立したらもうちょっと小ぶりのマンション、家に引っ越したい!という予定を考えているのであれば、『建売住宅』でも十分選択肢に入るのかなと思います。

 

 

とは言っても、マイホームは、人生最大の買い物です。

後悔したくない!自分の納得いくものを作りたい!!と考えてるご家族が多いのは事実です。

 

ですので、ご自身のライフプランや予算を考慮しながら、考えていくのがベストだと思います。

少しでもマイホーム選びの参考になれば幸いです。

 

Marriage and FP

栗本やすひろ

この記事を書いた人

栗本やすひろ
栗本やすひろ
名古屋を中心に、「出会いから老後まで安心できる婚活をサポートします!」をモットーに、結婚相談所とファイナンシャルプランニング事務所を運営しています。
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